2011年4月1日より、曽根三郎教授の退任を受け、その残任期間である2012年3月まで支部代表を務めさせて頂くこととなりました。 折しも2011年3月11日に発生した東北関東大震災により、 4月15日〜17日に開催が予定されていた第108回日本内科学会総会・講演会の延期が決定されました。 被災された関係者の皆様には、心よりお見舞いを申し上げますと共に、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致します。 今回の大震災と津波による未曾有の甚大な被害に加え、その後の福島第1原子力発電所事故により、 広汎な地域・社会で大きな混乱と不安が生じています。 この計り知れない被害から回復し、わが国に再び活気と平穏が甦るまでには、相当の長期間と膨大な経費を要するものと推定されます。 四国支部からも数多くの皆様が医療支援に従事され、内科医として大きな貢献をされていることと思います。 被災地域の一日も早い復興をお祈りしたいと思います。
私は、既に評議員を交代ししばらく学会運営に直接参加しておりませんでしたので、ご迷惑をおかけすることもあるかと思います。 今後、四国支部から理事に就任しておられる高知大学・横山彰仁教授を始め、各委員会の委員を担当されている先生方と協力し、 日本内科学会の取り組みを支部活動に反映させつつ、四国支部からの情報発信にも務めたいと思います。
平成16年度からの初期臨床研修制度の導入とその後の医師の大都市圏への偏在に加え、内科の小診療科への細分化などにより、 四国支部でも内科医の減少が危惧されています。 四国地方会などの機会を活かし、研修医や医学生に対して内科学の醍醐味や魅力をアピールすることなどを通じて、 内科医の増加および若手内科医の育成に今後も取り組む必要があると思います。
内科医の生涯教育を考える上で、大学病院と連携して教育・指導に当たる教育病院や教育関連病院の充実と拡大は重要な課題です。 これらの教育病院、教育関連病院の拡充は、四国支部全体の内科医育成能力や内科診療能力の向上に繋がるのみならず、 内科志望者の増加にも大きく寄与するものと思います。 内科医の増加による四国支部会員の増加は、四国支部からの評議員や理事数の増加を通じて支部機能の拡充にも繋がるものと期待されます。
内科専門医部会は、内科専門医の診療レベルの向上と専門医を目指す内科認定医への情報提供などの役割を果たして来ましたが、 この内科専門医部会が日本内科学会組織の中に組み入れられるという組織改革が行われました。 そこで、曽根前支部長が進めて来られた内科学会との事業活動の統合と運営経費の支援を進め、 四国支部運営協議会への代表者の参加、内科専門医部会支部長の任期制導入とその選任における四国支部幹事会の承認という、 新制度の下での運営を推進したいと思います。
今後1年間、四国支部代表を務めさせて頂きますが、行き届かない点や問題点も多々あるかと思います。 微力ながら四国支部の発展に繋げられるよう努力したいと思いますので、是非とも活発なご意見や建設的なご提案を頂きますよう、 どうぞ宜しくお願い申し上げます。

